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Channel: 国内規制適用外

A Shooting Range

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Las Vegas
このレンジは使用料が安い。ガンレンタルも安かったような気がする。
近くに誰でも銃の撃てる空き地があるからだろうか。
そういう空き地は地図に表示されていないから、知り合いに聞く機会でもないと自分では行くことができない。
ここはシューティングレンジだが店内の売り物も充実していて、モデルガンで育った日本の中高年には堪らない場所だと思う。
つまり、その昔に日本で売られていた金属モデルガンのもとがいつも何丁か見つかるのだ。
ネバダ州だからフルオートも消音器も買える。100ドル程度の安物銃も置いてある。
そして、法改正により当日持ち帰りが可能になったから、掘出し物を見つけたその日のうちに自宅で遊ぶこともできる。
必要なのはネバダ州発行の身分証明書、またはネバダで有効なハンドガン携帯許可証である。

この写真は見たことがあるって?
それは同じ店の違うアングルだ。(同じだろ、結局)

Police Positive Special

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MGC ZINC MODEL 1960's
これ、載せたことあるのかなぁ?
今から50年ほど前、北米に輸出された第一次規制前のモデルガンだ。
早くから商標権に気をつかっていたMGCだが、この製品にはコルトのトレードマークである馬の刻印があり、Police Positive Special というコルト社の製品名が付いている。
当時の価格は、20ドルしなかったような気がする。
しかし、実銃でも50ドル以下の製品がたくさんあった時代だから、発火させることもできない壁飾りに10ドル以上出す人は滅多にいなかったと思う。
音を出して遊ぶだけならブランクガンがあったかも知れないし、実銃だって簡単に買えて庭や空き地で撃てた頃である。観賞用の玩具などという不思議な存在は意味がなかっただろうと思う。
都会でなければ、アメリカは今でも空き地で銃の撃てる所がたくさんある。
自由に走ることもできない日本の犬が可哀そうなのと同じくらい、日本のモデルガン収集家は可哀そうな生き物だと思う。

Sturm Ruger

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Mark 22LR
これを買ったのは1980年代中頃。 San Francisco Gun Exchange だった。
当時は購入後15日も待たされるのがじつにもどかしかった。20年ほど前からは10日間の待ちに短縮されたと思うが、他州なら購入当日に持ち帰れるので、カリフォルニア州だけ不当な規制をしているように感じる。
書類に必要事項を書き、店はそれを警察に照会して身元確認する。FAXもなかった昔と違い今は瞬時に情報のやり取りができるから、犯罪歴の有無がその場で分かる。要するにカリフォルニア州は「銃をなるべく購入し難く」しているだけなのである。
ハンドガンの場合、事前に銃を安全に扱える証明のカードを取得しておく必要もある。これは、他州にない制度だ。
1丁購入すると、カリフォルニア州でその後30日は次のものを買うことができない。購入自体は可能だが、書類手続きが30日間できないのだ。一応テロ対策の法律ということだろうが、本当にテロを計画するなら何人かが時間をかけて大量調達することが可能だ。とにかく、カリフォルニアは他州にない多くの規制がある。バーやレストランで店内に玩具銃を陳列することさえ禁じている州なのだ。

このルガーマーク兇蓮△犬弔卜匹そ討澄今はマーク犬箸い辰胴垢鵬匹気譴神宿覆700ドルほどで買える。
最も大きな改良点はバレル部分を簡単に開けることができて、掃除しやすくなったことだ。
マーク兇虜△魯侫譟璽爐肇丱譽襪完全に離れる構造の為、分解も組み立ても面倒だった。しかし、今の製品は Colt AR15 のような構造になり、簡単に機関部開放ができる。
発射音が小さいから、少し広い所に行けば空き缶などを撃って遊べる。消音器が認められている州なら庭で撃っていても良いだろう。
アメリカの郊外住宅は敷地が広いので、安全管理をじゅうぶんにして近所の人の理解があれば、私有地内で音の出ない銃を撃てるのだ。
狭い日本にいると理解し難いのだが、アメリカに行ってみると「なるほど、これのことか」と納得できる広さとおおらかさがそこにある。

Las Vegas

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From The Airplane
Las Vegas から LAX または SFO に向かう機内で撮った。景色が不鮮明なのはエンジンから出る熱に空気が反応するためである。
空港を出て数分しかたたない所で、地上はこのように閑散とし始める。20年前は、おそらくすべて空き地だったと思う。
小さな家が建ち並んでいるように見えても、じつは1件が日本の家の4倍かそれ以上ある。
アパートには通常ないが、戸建て住宅はゴミの分別がある。分け方は、ゴミかリサイクルかのふたつだけだ。
日本はリサイクルと称してゴミを細分化し、そこに費用をかけて回収や再利用などにするというのだが、実際にそれをやると費用が実利益を超えてしまい、資源の無駄づかいになる。
空き缶やプラスチックを集めるのにトラックを動かし、高い人件費や高額の設備投資に金を回しても、いったいどれほどの価値ある物が生み出されるかは、良く考えれば誰でも分かる。
しかし、日本のように社会が硬直化した国ではそこに莫大な既得権や利権がからむから、無駄と判明してもやめることができない。

画面右下の不思議な所は、雨水を一時的に貯める設備だと思う。
1年のうち300日程度が晴れのラスベガスでも雨は降る。基本的にすべて砂地だからすぐ地下に沁み込んでしまいそうだが、ひとたび降ると各地で洪水が発生する。
道路に排水設備がないからなのか、短時間に大量の雨が降るからなのかは知らないが、驚くほど短時間で道路が川になってしまうのである。救いは、雨が去るとすべてがすぐ乾燥し始めることだ。
住宅地に大量の水が行かないように道路が完全冠水しないために、ラスベガスはこのような貯留池がいくつも存在する。
殺人的に暑いラスベガスも、8月に入ると少し気温が下がり始める。毎日40℃以上なのは確かに暑いが、それでも日本の夏より過ごしやすい。
高温多湿のグァムでさえ、日本の夏ほど不快ではない。
最近2年ほど行っていないラスベガスが、少し懐かしい。

Auction Photo

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S&W Model 39-2
何年か前にアメリカのオークションサイトで見かけた製品。
ステンレス製ではなく、ニッケル仕上げの後期型だと思う。
MGC 44Auto.に対する郷愁があるせいか、私はこの39が大好きだ。 ガバメントモデルはSAAと同じくいつの時代でも絶対的存在だが、それとは別の基準で好きなのである。これには、ドイツ物やハイパワーと異なる何か特別な味わいがある。
オートモデルなのに曲線が生きている。それだけならハイパワーやP38でも同じことが言えそうなのに、39のグリップにある曲線は何かが違うのだ。つまり、それだけデザインのまとめ方がうまいのだろう。美術を専攻した人なら、きっと分かりやすく説明できると思う。

ヒマなので、ここ数年の過去を振り返ってみた。いつ頃どこに住み、何をしていたか思い出してみようとしたのである。
手っ取り早く昔の自分を調べるなら、メールの送受信記録が役立つと思った。
しかし、何度もプロバイダーが変わったため古い記録はほとんど残っていなかった。
自分でブログを書いていた人達も大半は更新をやめたり、新しいところに引っ越してしまったりしている。
極めて僅かの人達は連絡先が残っていた。しかし、突然メールを送ったりしても向こうには心当たりがなく迷惑かも知れない。
いつ頃どこで暮らしていたかさえ記録を辿っていけない、少しばかり不安定過ぎる自分の暮らしだ。

M 1896

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MGC
これの製品名は1896で合っているだろうか?
日本で定説になっている亜鉛の自然崩壊が、アメリカでは滅多に発生しない。
このモーゼルは、おそらく強い日光を長期間にわたって受け続けていたのが原因と考えられる。
本体はどこも痛んでいないのに、バレルの根元だけ崩れてしまった。
ブログの引っ越し、面倒そうだな―・・・。
歯痛でアスピリンを飲み続けているせいか、何もかもが面倒ですべてどうでも良く感じる最近だ。

ZINC Model P38

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MJQ P38
極めて少数、もしかしたらこの1丁だけ、MGCからネルソン氏に送られた商品サンプル。
MGCは以前から北米にP38を輸出していた。しかし、機構が実銃とまったく異なるものだった為、何か新しい輸出モデルを検討していた可能性がある。
当時、日本ではすでにマルシンがP38を出していたが、より部品点数が少なくて構造の簡単なものを輸出モデルにしたかったMGCは、こちらを流通させようかと考えていたかも知れない。
国内販売開始から第二次規制までの時間が短く、つぎ込んだ開発費がほとんど回収できなかったMJQを輸出に回すことで、なんとか赤字を減らしたい気持ちがあったとも考えられる。
既に存在しないMGCだから、誰かこの辺の事情を小林さんから聞いてきて貰えないだろうか?

3 Guns

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Llama 380, 32ACP, Blank Gun
この写真は使ったことがあるのか?

Las Vegas

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Gun Garage
ラスベガスはタクシーにこういった広告が出ている。
ガンショップ兼シューティングレンジだ。バス停にもガンショーの広告が出ている。
カリフォルニア州ではあまりなさそうな宣伝だ。サンフランシスコだったらアンチガンの勢力が文句を言い、誰かがタクシーに石か瓶でも投げつけそうである。
この店はなかなか広くてきれいな良い所だったが、その場所に大きなビルが建つことになり閉店した。きっとそれなりの立ち退き料を手にして、今は結構な暮らしをしているのだろう。
(これを撮ったのは5年ほど前)

※ 地図を見てから間違いに気づいた。
本文に書いたのは別の店で、Gun Garage は Las Vegas Shooting Center の名で今も営業をしているようだ。オーナーが変わったのかも知れない。
フルオートが簡単に撃てるから、ネバダやアリゾナのレンジはなかなか儲かる商売なのだろう。銃の普及率が高いアメリカでも、フルオートの射撃経験がある人は少ない。

Early 1980's

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Alameda Shooting Range

おそらく357を撃っているところだと思う。写真の人は日本から来たツーリストなので、当然357の反動を知らなかった。撃つ時は他のリボルバーと同じように両手保持をしていたが、このタイプのグリップは簡単に左手が離れてしまうのである。
この直前に撮った別の1枚では、まだ両手がグリップを抑えている。

この何年か後、アラメダシューティングレンジは閉鎖された。住宅が増えたため、音の問題などが出てきたのかも知れない。写真で分かるように天井がないレンジだった。
更に10年経つと、もっと郊外にあったリバモアシューティングレンジも閉鎖になった。
Golden West Sports Tour がレンジを貸し切りにして、通常では認められない連射などをしたことがある。
休業日の1月1日に『ぶっぱなせ大会』などをやったものだから遠くまで音が聞こえ、住人から連絡を受けた警察が乗り込んできた。
しかし、貸し切りの日だと答えたら簡単に納得して帰った。
すべてがノンビリしていた時代だったのだ。




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